ETCの歴史ETC's History
ETCのれきしはまだ浅く、1980年代からイタリアで運用されている高速道路料金システム「テレパス」が元となっています。
ETCはイタリアで開発・運用された無線料金収受システム「テレパス」を元に、1997年に神奈川県の小田原厚木道路で業務用にサービスが試験的に行われ、2001年末から正式サービスが開始された、高速道路交通システムです。
偽造カードの横行などでハイウェイカードが廃止されたこと、ETCを利用することによって大幅に高速道路料金が割引される、通称「ETC割引」が開始されたことにより、ETCは急速に普及し現在に至りますが、意外とETCの歴史は10年少々とまだまだ浅いのです。
国内で実施されている主なETC割引
ETCが急速に普及した要因として最も大きいのは、上述した「ETC割引制度」が開始された事でしょう。(割引条件や割引率については地方により異なるので要確認)
道路システム高度化推進機構の調査では、2010年末にETCのセットアップ完了数は4,000万台に上り、全国の1日のETC利用台数は600万台(利用率:約86%)であるとされています。
| 集計年度(年・月) | 1日あたりのETC利用数 | 利用率(%) |
|---|---|---|
| 2002年4月 | 約11万台 | 2.0% |
| 2003年4月 | 約36万台 | 5.6% |
| 2004年4月 | 約124万台 | 17.1% |
| 2005年4月 | 約282万台 | 37.9% |
| 2006年4月 | 約438万台 | 58.7% |
| 2007年4月 | 約509万台 | 66.8% |
| 2008年4月 | 約553万台 | 73.1% |
| 2009年4月 | 約590万台 | 79.5% |
| 2010年4月 | 約653万台 | 84.4% |
| 2011年4月 | 約600万台 | 86.5% |
ETC割引の内容については試験的に行われているものもありますので、永久的に実施されるという約束はされていませんが、全国の高速道路において「夜間割引」「早朝割引」「通勤割引」などの割引制度は実施されているようです。